S.T.DuPont (デュポン）ガスライター　漆

火花確認済み、着火未確認。

S.T.デュポンは、高級ライターの代名詞として知られています。特に、中国の伝統工芸である「漆」を施したモデルは、美術品としての価値も高く、コレクターの間で非常に人気があります。鑑定士が査定時に注目するポイントは以下の通りです。

モデルの希少性と需要 漆を施したデュポンのライターは、一本一本職人の手作業で作られており、非常に手間がかかっています。そのため、現行品はもちろん、廃盤モデルは特に希少価値が高く、コレクターからの需要が安定しています。

査定の重要ポイント
今回のお品物の最大のアピールポイントである「多少の使用感」という点が非常に重要です。ライターは日常的に使用されることが多いため、小傷や擦れはありますが、漆の部分にひび割れや剥がれがないかを入念にチェックします。

着火機能: ガス漏れがないか、そして着火がスムーズに行えるかを確認します。ガス漏れは査定に大きく影響します。

開閉音: デュポン ライターの象徴である「キーン」という独特の開閉音（ヒンジ音）が鳴るか。特に「ライン2」モデルでは、この音が買取価格を左右する重要なポイントとなります。

付属品の有無: 箱、保証書、取扱説明書: これらの付属品が揃っていると、商品の信頼性が高まり、査定額がアップします。

真贋: 非常に人気が高いブランドのため、偽造品も出回っています。底面の刻印、ロゴの鮮明度、全体の作りなど、細部にわたって真贋を鑑定します。

今回お持ちいただいたデュポンの漆ガスライターは、多少の使用感は見られましたが、漆に目立つ剥がれやひび割れがなく、非常に良いコンディションでした。
また、着火もスムーズで、ガス漏れもありませんでした。特に、コレクションの中でも人気の高い漆モデルであり、この状態であればお客様のご期待を上回る高額査定となりました。
デュポンのライターは、状態や付属品によって買取価格が大きく変動します。ご売却をお考えの際は、ぜひ質屋の中島にお任せください！