【要注意】金買取の詐欺手口とは?騙された時の対処方法も解説

金買取の詐欺手口一覧

金を売る時にどのようなことに注意すべきか、分からない方も多いと思います。金買取の詐欺の手口が巧妙化し、被害件数も多くなってきています。 優良な業者と悪徳業者の見分け方は難しいので、本記事を参考にしてしっかり見極めるようにしましょう。本記事では、詐欺のターゲットになりやすい人の特徴や、詐欺被害を避けるための対処方法をご紹介していきます。

押しかけ訪問買取(押し買い)

事前のアポなしで自宅を訪問し押し買いをする手法です。 十分な説明がなく、とにかく焦らすような「早く売らないと損しますよ」というようなセールストークで、考える時間をあまり与えず相場よりもはるかに安い金額で買取する手口です。 なにかと理由をつけて、安く買い叩こうとしてきます。「状態が悪い」「クリーニング代がかかる」などの言葉はよく使われるので注意しておきましょう。

不要品回収という名目の貴金属買取

不用品回収の名目で回っているトラックや、電話で「ご自宅の不用品を買取ります」という内容の連絡をしてくる業者には気をつけたほうがいいでしょう。 こういった業者は訪問時に貴金属や宝石、アクセサリーなどを持っているか尋ね、貴金属類を安く買取する詐欺の手法です。 自宅の不用品を買取する名目ですが、本来の目的は貴金属を安値で買取することなので、注意しましょう。

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人を以下のようにまとめました。

  • 女性
  • 高齢者
  • 独り身の人
  • 認知症を患っている方

詳しく解説していきます。

女性

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人は、女性です。 金買取時に女性は下に見られやすく、高圧的な態度で無理やり買取をしようとしてきます。なるべく、一人では対応しないようにしましょう。

高齢者

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人には、高齢者が挙げられます。 金買取詐欺で高齢者がターゲットになることは多いです。高齢者はお金や健康のこと、そのほかも多くの不安を抱えています。 そういった高齢者の不安につけこみ、セールストークで金や貴金属を安く買い取る悪徳業者が多いです。加齢により判断が鈍ってしまい騙される方が多く、また騙されたことに気づかない方もいます。 たとえ気づいていたとしても、恥ずかしさから他人に言わない方も多いので、ターゲットにされやすい傾向にあります。

独り身の人

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人は、独り身の人です。 独り身の人は、孤独なことに不安を感じており、そこにつけこもうとする悪徳業者も存在します。 孤独でつらいと思っている人に近づき、親身になって話を聞くことで、相手からの信頼を得て、騙すケースが多いです。 定期的に社交の場に行くことや、家族がいる方はまめに家族の方が訪問してあげるなど、対策をしましょう。

認知症を患っている方

金買取の詐欺でターゲットになりやすい人は、認知症を患っている方です。 認知症で判断ができなくなって、自身が詐欺被害に遭ったことすら気づかないことも多いです。 買取のセールスマンの訪問などは相手にしないようにしましょう。

詐欺被害を避けるための対処方法

詐欺被害を避けるための対処方法をまとめました。

  • 金相場を知っておく
  • 業者の身元を確認する

1つずつ見ていきましょう。

金相場を知っておく

詐欺被害を避けるための対処方法は、金相場を知っておくことです。 金の価値は世界で認められており、多くの市場で取引されます。金の相場をある程度把握しておくと、詐欺被害は避けられるでしょう。 金の相場は、世界の政治、経済など社会情勢、また需要と供給のバランスによって変動していきます。

日本では、金の価格は米ドル建てで提示された価格を円建てに換算して計算します。 そのため円とドルの為替相場が影響します。買取業者によって経費は違ってくるので、そこの違いが買取金額の違いになってきます。 金相場の調べ方は、インターネットを使うと便利です。金買取業者のホームページを確認すると、その日の金買取金額が提示されていることがあります。 それを複数社確認することで、ある程度の金相場が分かります。

また、ホームページに公開されていない場合には、電話して直接聞くのが良いでしょう。 ここで曖昧な回答しか返ってこない場合は、金買取に自信なく、買取金額が低いこともあるのでおすすめしません。 地金を扱う「田中貴金属工業」のホームページでも金相場の確認ができます。 毎朝9時半に金価格が更新されるので確認しましょう。

業者の身元を確認する

詐欺被害を避けるための対処方法には、業者の身元を確認することが挙げられます。 買取業者が訪問してきた場合、まずは身元の確認を行いましょう。素性が明らかではない業者との取引はトラブルになる可能性が大きいです。 買取業者は自宅を訪問の際に、身分を示す義務があります。万が一身分を明かさない場合や、誤魔化すような場合は、取引をしないほうがいいでしょう。 身分を明かしても嘘の可能性もあるので、最低限ホームページの確認はしておきましょう。

また、買取業者は「古物許可証」か「古物行商従業員証」を携帯する義務があります。これらの提示も求めましょう。 「古物許可証」とは、古物を売買または交換する業者が営業するにあたって必要な資格で、都道府県公安委員会から許可を得て発行されるものです。 もしこれらの提示を求めて断られる場合は、悪徳業者の可能性が高いのです。 こういった悪徳業者をまとめているサイトもあるので、怪しいと思ったら、そこで調べてみるのもおすすめです。

詐欺に遭わないためにはどこで金を売ればいい?

詐欺に遭わないために、重要なポイントは次の4点です。

  • 買取価格表の有無
  • 店頭買取の場合は、目の前で査定してくれる
  • 見積書や査定明細を渡してくれる
  • 電話・メールの早さ

詳しく解説していきます。

詐欺に遭わないためには、次の点に気をつけましょう。

買取価格表の有無

買取価格表を公開している業者は、安全性が高いでしょう。第三者の目に触れても問題ないということでしょう。

店頭買取の場合は、目の前で査定してくれる

店頭買取に持って行った場合に裏で査定する業者は怪しいですが、目の前で査定をしてくれる業者は隠すことなく査定をしても問題ないということなので、安全性が高いと言えるでしょう。

見積書や査定明細を渡してくれる

ちゃんとした企業であれば、査定時に見積書か明細を渡してくれるでしょう。口頭での説明のみのところも多いですが、そういった場合は、依頼するかは考え直したほうがいいでしょう。

電話・メールの早さ

優良企業の場合、電話やメールを要チェックしています。迅速丁寧に対応してくれるところは、信頼できます。

詐欺回避のために

金買取の相場を知っておく

詐欺回避のために金相場は知っておきましょう。金相場を把握しておくことで、業者側の提示金額が不当なものか判断できます。

買取業者はクーリングオフに対応してくれる

買取業者はクーリングオフに対応してくれることを知っておきましょう。 クーリングオフとは、特定の取引でサービスや商品を購入した後に契約を辞めたいと思ったら、8日以内であれば一方的に契約のキャンセルができる制度です。 キャンセルはできないと言ってくる業者もいますが、それは違法であり、理由を問わず一方的にキャンセルできる制度なので、活用していきましょう。 クーリングオフ期間中に売却した商品が第三者の手に渡ったとしても、手元に戻せます。 業者は買取した商品を売る際に、転売先に、商品が返品される可能性があることを伝えなければなりません。

まとめ

いかがでしたか。今回は金買取時の詐欺手口の方法や、騙された際の対処方法を紹介しました。 詐欺の手口も年々巧妙化しており、被害者も増えています。最低限自分の身は自分で守れるようにしておき、怪しい業者や訪問業者には対応しないようにしましょう。 金の相場を知っておくと、騙されることも少ないのでおすすめです。

また万が一の際に、クーリングオフ制度は覚えておきましょう。意外と知らない方も多いです。 便利な制度ですので、周りの方にも広げてあげるといいですよ。 金の買取で店に持って行く際は、入念に店のホームページなどはチェックしておきましょう。

執筆者プロフィール

店長 河本 明
店長 河本 明
店長 河本 明
買取業界歴15年以上。
買取の得意分野:ブランド品、ジュエリー、時計
ジュエリーコーディネーター ウォッチコーディネーターの資格を保有しております。